藤ヶ谷太輔登場、小池真理子、東出昌大の対談も……新しい紙の文芸誌「GOAT」に注目
電子書籍、デジタル化の時代にあえて紙の文芸誌「GOAT」(小学館)が、11月27日(水)に刊行される。 紙を愛してやまない《ヤギ》にちなんで名づけられ、《Greatest Of All Time(=史上最高の)》文芸誌を目指す本誌には、ジャンルや国境を越えて素晴らしい執筆陣が結集している。 【写真】藤ヶ谷太輔や尾崎世界観の近影や小池真理子の東出昌大の対談掲載 俳優の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と小説家の川村元気の対談を行なった。川村の小説『世界から猫が消えたなら』がきっかけで読書の楽しさに目覚めたという藤ヶ谷。縁の深いふたりに、「世界から小説が消えたなら」というテーマのもと、小説の魅力について語り尽くしてもらった。 第1号の特集「愛」をテーマに対談してくださったのは、作家の小池真理子と俳優の東出昌大。全く別の世界で活躍してきたふたりの対談は、それぞれの喪失を経て、再び歩み始めたという共通項をもって大いに盛り上がった。 「愛と再生」をテーマに気鋭の詩人・作家6名が詩を書くスペシャル企画には、最果タヒの参加も決定。本企画のテーマに合わせ、用紙は米のもみ殻を再利用して作ったサステナブルな紙を使用している。 また、11月29日(金)には「GOAT」刊行を記念して、執筆者の金原ひとみ、小川哲、スケザネを招き、トークイベントを開催する。ジャンルや国境、あらゆる壁を越える「GOAT」が開催するバーリトゥード対談、見逃し厳禁だ。
文=リアルサウンド編集部