DeNA・オースティン 復活1号!556日ぶり実戦アーチ V字回復の気配「このまま最後まで完走したい」
「オープン戦、DeNA4-4日本ハム」(8日、横浜スタジアム) 復活のノロシを上げた。2点を追う三回無死一塁、DeNAのオースティン外野手がオープン戦1号となる同点2ラン。北山の投じた高めの150キロの直球をたたき、左中間へ豪快に運んだ。2022年8月30日の中日戦(横浜)以来、実に556日ぶりの実戦アーチとなった。 【写真】開幕投手の調子はいかに?明暗分かれる結果 阪神・青柳は好投 巨人・戸郷は撃沈 各球場でエースが続々登板 「最後のホームランからかなり時間が空いてしまったので、この一本は私にとってとても特別なものになりました」。久々の感触に、助っ人は頬を緩ませた。21年は28本塁打、打率・303を残し、“虎キラー”としても存在感を発揮したが、以降は故障が相次ぎ2年間で1本塁打。V字回復の気配に「この流れのままシーズン最後まで完走したい」と力を込めた。 5日のロッテ戦から3試合連続で2番に座り、新攻撃的打線のキーマンにもなり得る。「フィールドに立ち続けるために何でもできることをしようと思っています」とたぎる思いを口にした。