豊昇龍、若元春らと充実の18番 「いい形で場所を迎えたい」
新大関豊昇龍がペースを上げてきた。4日は東京都台東区の立浪部屋で18番続けて取り、12勝6敗と好調。出稽古に訪れた関脇若元春とは6勝3敗で「いい稽古になった。体の疲れを取って、いい形で場所を迎えたい」と充実感に満ちた表情で話した。 再び大関昇進に挑む若元春は得意の左四つに組めない場面が目立ったが「大関に嫌われる左四つは価値がある。生かせるように頑張りたい」とプラス思考。9勝止まりの先場所からの巻き返しへ「しっかり力を出せるようにしたい」と静かに闘志を燃やした。