主演・亀梨和也×監督・三池崇史 スペシャルインタビュー映像公開 映画『怪物の木こり』
2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説を実写映画化する、映画『怪物の木こり』。この度、本作で主演を務める亀梨和也と監督を務める三池崇史のスペシャルインタビュー映像が公開された。 95年に劇場映画監督デビューを果たして以来、ジャンルを問わず精力的に映画製作を続ける三池崇史。三池作品の特徴のひとつは、主人公や登場人物たちが印象的かつ魅力的に描かれていること。本作の主人公、亀梨和也が演じる二宮彰は、弁護士として働き、婚約者もいる一見ごく普通の優秀で恵まれた人間に見えるのだが、その実「人を殺すことも厭わないサイコパス」という側面を持つ狂気のキャラクター。 この度公開された、亀梨と三池が撮影を振り返る特別対談とメイキング映像を交えたスペシャルインタビュー動画内では三池が、今回初めてのタッグとなった亀梨のことを「サイコパスっぽいんじゃない(笑)」と言い、亀梨は苦笑い。 現場では「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」とだけ伝えたという三池。インタビューではその理由を「(亀梨は)僕の印象としては独特の孤独感を持っている人。僕にとっては二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのものなので、出来るだけ自然に、心が揺れないで人を殺していく。それだけでいいのかなと。(二宮役に)ぴったり。」と語る。 さらに撮影現場での亀梨自身についても「すごく普通の人間の感覚も当然持っていて、なおかつ周りのスタッフに対して“この映画を一緒に作っているんだ”ということを、ポーズではなく自然に感じているんだろうな。初めて仕事をしたんだけど、昔から知っている仲間と仕事をしている感じがしました。」と座長としての在り方を称賛した。 一方の亀梨は俳優の自主性を重んじた三池の撮影スタイルや完成した作品を違和感なく受け入れられたと言い、「ふわっと魔法にかけてもらえたような時間でした」と振り返る。「監督がスタートの段階で、大きく、チーム全体としてこの作品を包んでくださっていたので、すごくスムーズに飛び込むことができました。」と現場の雰囲気の良さを明かした。 映画『怪物の木こり』は2023年12月1日(金)より公開。
otocoto編集部