「新宿野戦病院」どんな命も助ける…信念を貫くヨウコの啖呵に「痺れる」の声
その後、ICUに運ばれていたかえでと舞の筆談により、後藤は岡本との約束を守り、かえでの目の前でスマホのデータを完全に消去し、心から謝罪するために店を訪れたことで、事件に巻き込まれていたことが判明する。事件の真犯人は、聖まごころ病院で治療を受けている、違う男だった。
別の患者が医療センターに搬送されようとするなか、駆けつけた刑事は、より重症に見える真犯人を優先するようにヨウコに要求する。刑事から「真相解明のために死なれちゃ困るんです」と訴えられたヨウコは「なんなら! さっきから! 犯人なんか助けるな言うたり、犯人じゃから死なすな言うたり、何様じゃ。人の命をなんじゃ思うとんのら!」と激昂。さらに院長の高峰啓介(柄本明)も、搬送しようとしている患者は全身火傷で、搬送先が決まるまで容体が急変しないように診ていたことを明かし「ど素人はすっこんでろ!」と加勢。そしてヨウコは「こいつ(真犯人)はここで処置する。絶対に死なせない。だから重症患者を搬送させろ」と刑事をやり込める。
どんな命も平等に助ける。医者としての信念を貫くヨウコと啓介の言葉に、Xで視聴者も「は~痺れる…!」「ヨウコ先生かっこいいぜ」「院長もヨウコさんも、かっこいい」と反応。また、今回のエピソードでは、警察官としての職務を全うする岡本や、コンカフェに通っていた夫の安否がわからないなかで患者の受け入れ先を探す白木愛(高畑淳子)、聖まごころ病院の傷病者を受け入れる勝どき医療センターの医師・荒井時江(ともさかりえ)など、それぞれが真剣に自分の仕事と向き合う姿が描かれ「全員しっかり自分の職務を全うしてる」「全力で仕事に向き合ってる姿はやっぱりかっこいい」「助けるために動いてる人たちみんなかっこいい」などの声もあがっていた。(西村重人)