インターンの県外学生、生地感じるメニュー開発 黒部のカフェで9日まで提供
黒部市の「実践型インターンシップ」で、同市生地芦崎のカフェ「北洋の館」の広報などに取り組んでいる県外の大学生2人が、飲み物とパフェの新メニュー6種を開発した。「海辺の街の宝探しフェア」と銘打ち、9日まで1日15食限定で販売している。 実践型インターンシップは、全国の学生が黒部市の企業で経営者と共に経営課題の解決に当たる。現在は第4弾が行われており、学生6人が8月上旬から約1カ月、3社でインターンをしている。 北洋の館では松田奈々さん(大手前大4年)と秋山清花(さやか)さん(立教大2年)が、新たな顧客獲得に向けたメニュー開発や広報に取り組んでいる。常連客や交流サイト(SNS)の声を採り入れ、飲み物とパフェの新メニューを作った。 飲み物は、かき混ぜると色が変わる「バタフライピーレモネード」など3種類。パフェも生地の名物「水だんご」を使った「うぐいす和風パフェ」、夕日に見立てた丸いビスケットを添えた「サンセットパフェ」など三つがある。それぞれ生地の海の風景や鼻灯台などから着想を得た。 2人は「ときめきを感じてもらえるメニュー。若い人に足を運んでもらうきっかけになると良い」と話している。フェア終了後も、イベント時などに販売できないか検討するという。火、水曜は定休。