高橋大輔が役者デビュー 故郷・倉敷舞台の映画「蔵のある街」で美術館の学芸員役 「また新たな挑戦」
プロフィギュアスケーター、高橋大輔(38)が故郷の岡山・倉敷市を舞台にした来夏公開の映画「蔵のある街」で俳優に初挑戦することが16日、分かった。 【写真】引退発表直後のアイスショーに出演した高橋大輔 山田洋次作品で脚本、助監督を多く務めてきた平松恵美子監督(57)が地元の倉敷市を舞台に、幼なじみのために「花火を打ち上げる」という約束の実現に奔走する地元高校生らの姿を描く作品。同市出身のMEGUMI(42)、前野朋哉(38)らも出演する。 高橋は高校生らの相談相手となる美術館の学芸員役を担当。「スケートを始めて30年という節目の年に、また新たな挑戦をさせていただくことになりました。今回は映画のお芝居ということで、不安も多々ありますが、新しい自分を発見できるチャンスと捉え出演させていただくことを決意しました」と新境地に気合十分。撮影は7月下旬から全て倉敷市で行われ、地元愛あふれる作品に、「とてもご縁を感じております。ご覧いただく皆さまの活力となる作品を目指してまいります」と力を込めた。