海上保安官が岸に戻れず 救助に向かった同僚も 航空機と水上バイクが出動 石垣市の沖合でウイングサーフィン中、離岸流が影響
23日午後5時10分ごろ、石垣市川平の吉原海岸の沖合で、風に乗って海上を移動するウイングサーフィンをしていた第11管区海上保安本部石垣航空基地所属の20代男性職員が離岸流の影響で岸に戻れなくなり、陸から救助に向かった同基地所属の40代男性職員も戻れなくなった。2人はそれぞれ同基地の航空機、消防の水上バイクで救助され、けがはなかった。 五輪スイマーでも無理! 沖縄の海に潜む危険「離岸流」 救助された2人は上下ウエットスーツを着用していたが、ライフジャケットは未着用だった。 石垣航空基地の井上芳宏基地長は「マリンレジャーの事故防止の安全指導をするべき海上保安官が事故を起こし遺憾。再発防止をし、部下職員の指導を徹底する」とコメントを発表した。