主演映画公開を控えた『新しい地図』草なぎ剛…15年前の“全裸事件”が話題も好意的な反応が続出の訳
’23年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』での羽鳥善一役が高評価を受けるなど、俳優として活躍中の元SMAP・草なぎ剛。先日、X(旧ツイッター)上では15年前の“全裸逮捕事件”が再び注目を集めるも、なぜか「ネットユーザーの反応は概ね好意的だった」(芸能ライター)という。 【画像】色気がすごい…!真っ昼間の公園に立つ草彅剛「上着のボタンに手をかけて……」 去る4月23日、とあるXユーザーが「本日は草彅君公園全裸前転事件から15周年です」(原文ママ、以下同)と、事件の報道をスクリーンショットした画像とともにポスト。リポストは1.6万、「いいね」が7万もつくなど、話題になった(5月10日時点)。 「15年前の’09年4月23日、当時SMAPメンバーだった草なぎは、東京・港区の檜町公園にて『裸で騒いでいた』として、公然わいせつの疑いで警視庁赤坂署に現行犯逮捕されました。この時、草なぎは泥酔しており、近隣住民から『公園内で酔っぱらいが騒いでいる』と通報があったため、近くの交番の署員が現場に駆けつけたんです。当時の報道によれば、草なぎは職務質問に対して『裸だったら何が悪い』などと主張。逮捕の際に押し問答になった時、『シンゴー!』と、SMAPメンバーである香取慎吾と思われる名前を叫んだ……といった情報も報じられていました」(芸能ライター) なお、草なぎが現場で脱いだ服をきちんと「畳んで置いていた」と伝えられていたこともあるのか、前述のポストの引用コメント欄などでは、 〈服は畳んで置いてあったっていうのが面白い〉 〈服はしっかりと畳んであったんだよね。しかも薬物を疑われたのに、本当に酔っていただけだったから、むしろ好感度が上がるという謎の事態だった〉 〈暴力沙汰を起こしたとかじゃないから、許してあげてほしい〉 〈いい加減、忘れてあげて(笑)〉 など草なぎを責める声は少なく、どちらかと言えば“笑い話”のようなエピソードに消化されている印象だ。 一方、こうしてXユーザーが盛り上がる前には、偶然ながら草なぎ本人が全裸事件を自らネタにしていたとか。草なぎ、香取、稲垣吾郎による「新しい地図」は、4月20日・21日に北海道でファンミーティングを開催。20日のMCタイムで「裸」のワードが出た際に、草なぎが冗談を飛ばす一幕があったという。 「公演に参加したファンがSNS上にアップしているレポートによれば、当日は草なぎがギターを弾く場面で、ミスをしてしまったとのこと。そんな話の流れで、稲垣はファンが集まるこのイベントは失敗も見せられる、要は『(心も体も)裸になれる場所』だと、表現したんだとか。すると、草なぎの口からは『俺また捕まっちゃうの?』という爆弾発言が。香取は天を仰いで『怒られる』と呆れていたといい、例の事件を思い出したのか、会場には笑いが起きていたそうです」(同) ちなみに、事件後の草なぎは芸能活動を自粛していたが、約1ヵ月後に仕事復帰。禁酒していたものの、’14年3月に親交の深いタレント・タモリが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)内のコーナー「ビストロSMAP」に来店したタイミングで、約5年ぶりにお酒を解禁した。タモリが司会を務めたバラエティ『笑っていいとも!』(同)が同月末に放送終了を迎えるため、SMAPメンバーとビールで乾杯することに。 当初、草なぎは「僕は禁止中なんで」とノンアルコール飲料を手にしていたが、タモリに「禁酒もういいよ、今日から!」と勧められ、感慨深げにビールを飲んでいたのだった。このように、一度はお酒で失敗してしまった草なぎだが、見事に更生。以降の活躍は周知の通りだ。 「’17年9月にジャニーズ事務所(現『STARTO ENTERTAINMENT』)を退所後も、俳優業で高い支持を集めています。’21年には主演映画『ミッドナイトスワン』(’20年9月25日公開)で、『第44回日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞を受賞。同年放送の大河ドラマ『青天を衝け』は渋沢栄一役を演じた吉沢亮が主演でしたが、草なぎは“もう一人の主人公”こと徳川慶喜を熱演しました。今年3月末まで放送されていた朝ドラ『ブギウギ』での演技も好評だったんです」(同) 5月17日には主演映画『碁盤斬り』の公開を控えている草なぎ。今後も私生活のトラブルには気をつけながら、唯一無二の俳優として輝いていってほしいものだ。
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