大相撲九州場所10日に初日 9日は土俵祭り 28年ぶりに全15日間「札止め」
大相撲九州場所は10日、福岡国際センターで初日を迎える。前日の9日には同センターで15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、八角理事長(元横綱北勝海)ら日本相撲協会幹部らが出席。場所の始まりを告げる触れ太鼓が福博の街に繰り出した。 ■発生率0.01%の大技【動画】 今回は九州場所として28年ぶりに全15日間、チケット完売に当たる「札止め」となった。最大の注目は先場所2度目の優勝を果たした新大関の大の里。2場所連続2桁白星で昨年夏場所以来の小結に復帰した大関経験者の正代(熊本県宇土市出身)、大関候補と言われながら先場所は負け越した平戸海(長崎県平戸市出身)ら九州出身力士にも期待がかかる。 九州場所担当部長の浅香山親方(元大関魁皇)=福岡県直方市出身=は「多くの声援を受けることで力士は力も入ると思う。白熱した取組を見せてくれれば、場所は必ず盛り上がる。楽しみにしている」と語った。
西日本スポーツ