保護者負担の電気料金を過少徴収 唐津商業高校 3年間、電気メーターの表示を誤認
佐賀県教育委員会は11日、唐津市の唐津商業高で空調の電気料金を保護者から約58万円少なく徴収していたと発表した。 県教委によると、県立学校では空調の電気料金の一部を保護者が負担している。同校では空調を導入した2021年度から23年度までの3年間、電気メーターの表示を誤認し、本来の10分の1の使用量に基づいて徴収額を算定していた。 4月の異動で赴任した職員が電気料金が少ないことに疑問を感じ、5月上旬に電気事業者とメーターを確認して判明した。追加徴収には同校の空調会計の繰り越し金を充て、保護者に新たな負担が発生しないよう対応する。(上田遊知)
上田遊知