まさに人生は舞台 ”余命半年”の役者・斎藤歩さん(59) 公演ツアーと稽古の日々
この公演に参加したのは初演のときからのメンバーです。 「ちょっとツアーしてるとだんだん疲れは出てきますけどね。疲れてきたくらいがリキ抜けて良い感じになるんですよね」(俳優 山野 久治さん) 「へろへろです。芝居の中身もよくなってきてるし、年ごとに。最高ですね」(美術 担当 高田 久男さん 「LINEで歩から『クマさん、生きててね』っていうのが来ましたけど。歩さんも生きててねって感じなんですけど。北海道の演劇のためにちょっと頑張りましたんで、みんな」(照明担当 熊倉 英記さん) お医者さんに禁止されたたばこ。 そして… 「(午前)1時すぎまで。前の日も打ち上げちゃって」(斎藤さん) この日上川地方は不安定な天候でしたが100人以上の観客が詰めかけました。 ■高校の演劇部員「演劇初心者なんでせっかくならこういうのを見て学びたいなというふうに思って来ました」 6月22日、札幌市中央区。 「体調がなんとか終わりまで持ってくれればいいかなと思うんですけどね」(斎藤さん) 6月22日から「西線11条のアリア」の稽古が始まりました。 「死」がテーマのひとつになっています。
公演は7月20日から8日間の予定で公演が終わりしだい、次の抗がん剤治療が始まります。 「実は1か所、12月に十勝の管内で(芝居を)やることが決まりそうで、それが12月だからそれまでは何とか元気でいないといけないですよね」 7月の公演のあとにも次の仕事を見据える斎藤さん。まさに舞台が人生です。
UHB 北海道文化放送
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