《ひな人形の職人展》作り続けて35年・・・「左右対称に作るのは一朝一夕ではできない」28日まで
高知さんさんテレビ
高知大丸でひな人形の職人展が開かれています。 高知大丸で開催中の展示販売会「節句人形職人展」。高知市の玩具店「おもちゃのキャッツアイ」が企画したもので2024年で2回目です。 会場にはおよそ80点の人形が展示されているほか、2024年はひな人形の制作に携わって35年目の伝統工芸士、加藤高明さんの制作風景を見ることができます。 人形の胴体に手作りの着物を着せながら、腕の角度や膨らみ具合などが、美しく見えるよう細かく調整します。 伝統工芸士 加藤高明さん: 「細かいところは本当に気を使って作ることが多いです。特に左右対称に作るというところはなかなか一朝一夕ではできないところでございますので気合が入ります」 加藤さんの作品は外務省の海外巡回展などでも展示されていて、その技術と美しさが高く評価されています。 おもちゃのキャッツアイ 西内功社長: 「おひなさまは生まれた赤ちゃんの一生のお守りになりますので、この子にはこのお人形さんが合ってるねというふうな形でご自分自身で見て選んでいただくのが一番じゃないでしょうかね」 職人展は10月28日まで開催していて、26日と27日は制作の様子を見ることができます。
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