【長崎】中小企業の支援で連携強化へ 関係機関が一堂に会するフォーラム開催 県よろず支援拠点などが主催
NCC長崎文化放送
物価の高騰や人材不足で経営に苦しむ中小企業を支援するフォーラムが開かれました。 【写真】よろず支援拠点などがフォーラム
中小企業向けの無料相談所、「県よろず支援拠点」などが主催しました。中小企業への支援を強化するため行政や商工会など関係機関の連携を促す目的です。 県よろず支援拠点には中小企業診断士や調理師、デザイナーなど各分野の専門家が19人在籍しています。 そのうちの1人、中野幸浩さんが、平戸市からの相談で、地元の水産加工会社などと取り組んだのは、海産物を使った商品開発です。事業計画の策定から支援し、ラーメンやレトルト蒲鉾などを開発、販路の提案まで行った先進事例を紹介しました。 平戸市商工物産課・小北一輝主任主事: 「(他の企業からも)自分でも出来るんじゃないかとかこの商品も違う見方をすれば、新たな商品になるんじゃないかという声を頂くので(新商品を)開発してもらえたということはすごくいいことだと思いました」 県よろず支援拠点コーディネーター・中野幸浩さん: 「事業者だけではなくて支援機関に加わっていただいて専門分野の皆さんが加われば、本当に力強いので展開できれば(開発した)商品について皆さんが同時に情報発信するなど色んなことが出来る何倍にも情報の拡散力が違ってくる」 県よろず支援拠点では、図書館や金融機関など県内20カ所で毎月、出張相談会を開催しています。
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