「メタバース婚活」アバターデートに記者が潜入!現実世界でカップル誕生、“中身で勝負”が最先端
最先端の婚活スタイルとして注目を集める「メタバース婚活」。仮想空間でアバター同士で会話を楽しみ、外見や肩書きではなく“中身”で勝負する。最先端の婚活イベントが行われたメタバースに、中京テレビ「キャッチ!」の記者がアバターとなって潜入した。
舞台は仮想空間!“アバター”でコミュニケーションを楽しむ
三重県桑名市にて婚活イベント「メタバース婚活」が開催された。「メタバース婚活」とは、インターネット上の仮想空間で、自分の分身・アバターを通して、“新しい出会い”を探すスタイル。相手の声や話し方などで相性を診断し、本名や年齢など個人情報はカップル成立後に公開される。主催の「桑名市役所」SDGs推進課・黒田法雄課長は、「メタバースという突拍子もない道具を使いますが、多様な若者の考え方に寄り添うように、多様なチャンネルを市としても用意したい」と開催の経緯を語った。
イベントには男性11人、女性7人が参加。参加者からは「お話をたくさんしてくれる人と気が合うといいなと思ってます」、「真剣に出会いを探しているのでみなさんと色々なお話をしてマッチングできたらいいなと思います」など意欲的な声が多く寄せられた。イベントは男女ともに自己PRからスタート。仮想空間に設置されたテーブルに自分のアバターを移動させ、同じテーブルに居合わせた相手と声のみでコミュニケーションをとっていく。仮想空間内のディスプレイにて、「趣味や好きなこと」、「出会いに関しての前向きなコメント」など話す内容が表示されているので、話題に困ることなくトークを楽しむことができる。
会話タイムでは、各テーブルの周りを囲むように青いラインが登場。青いラインから内側は、その中にいる人にしかテーブル内の会話が聞こえない仕組みとなっている。そのため、周りの声や反応を気にせず、気軽に相手との会話を楽しむことができるのだ。会話タイム後は、いよいよマッチングタイムへ。マッチングシートに好きな人を記入し、相思相愛だった場合は“カップル誕生”となる。