「コワ懐かしい」昭和のお化け屋敷が人気 岩手・盛岡市
意外にも子供たちに大人気に
そんな「昭和」を意識した企画だけに、当初は年配の客を中心とした来場を予想していたというが、意外にも人気が出たのは子供たちだった。打田内さんは「小学生が3回も4回も友達同士で入りに来たり、高校生が部活動の帰りに寄ったりもしています。一度入りにきた小学生が、次の日は親分になって他の友達を連れて来るんですよ」と微笑ましい光景を話す。「『妖怪ウォッチ』もあって、妖怪ブームだということもあるでしょう。それに、いつの時代も子供たちはお化けや幽霊といったものが好きですからね」 打田内さんが「『コワ懐かしく』、どの世代でも楽しめる」と話すお化け屋敷は8月30日まで(8月25日は休館日)で、入場料は大人800円、高校・専門学校・大学生500円、中学生以下300円。 期間中の夜には高橋克彦さんの怪奇短編の執筆100編突破を記念した、怪談の朗読会もある。朗読会があるのは8月14日、21日、22日、28日で、14日と28日は高橋さん自らが登場し、読み手と「怪奇対談」する。一般700円(当日800円)、学生・65歳以上は400円(当日500円)で、こちらは「怪談をじわりと楽しむ大人向け」の企画となっているという。 (安藤歩美/THE EAST TIMES)