PAC3部隊、一部配置継続へ 沖縄・先島諸島で防衛省
北朝鮮による人工衛星発射に備え、沖縄県・先島諸島に配置されている航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊に関し、防衛省が規模を縮小した上で、引き続き一部を現地に残す方向で調整していることが23日、関係者への取材で分かった。 北朝鮮の朝鮮中央通信は、11月の軍事偵察衛星の打ち上げに続き、早期に複数の衛星を追加する計画があると伝えており、防衛省は迎撃態勢の継続が必要と判断したとみられる。一方、先島諸島を含む南西地域では自衛隊の増強が進められており、部隊の固定化につながるとして、地元から批判の声が上がる可能性もある。