20歳以下最終戦NextGenファイナルズ 予選RR組合せ決定、V候補はフィス<男子テニス>
20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ
18日に開幕する男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は15日に予選ラウンドロビンの組み合わせを発表した。 【錦織圭、シナー、アルカラス、ジョコビッチら 全豪OP出場選手一覧】 同大会は20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチでゲームはノーアドバンテージ方式。40-40になったらサービス側が選択できる。2017年から新型コロナウイルスの影響を受けた2020年を除き過去6度開催されている。 初代チャンピオンはチョン・ヒョン(韓国)で、以降はS・チチパス(ギリシャ)、J・シナー(イタリア)、C・アルカラス(スペイン)、B・ナカシマ(アメリカ)が優勝。昨年はH・メジェドビッチ(セルビア)が制覇した。 今大会はすでにツアー3勝をあげ優勝候補筆頭となっている世界ランク20位のA・フィス(フランス)が第1シードに。第2シードには同41位のA・ミケルセン(アメリカ)、第3シードには同48位のJ・メンシク(チェコ)、第4シードには同50位のシャン・ジュンチェン(中国)、第5シードには同122位のL・ティエン(アメリカ)、第6シードには同128位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)、第7シードには同138位のN・バサバレディ(アメリカ)、第8シードには同145位のJ・フォンセカ(ブラジル)が入った。 予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。 【ブルーグループ】 [1]フィス [3]メンシク [5]ティエン [8]フォンセカ 【レッドグループ】 [2]ミケルセン [4]シャン [6]ヴァン・アッシュ [7]バサバレディ また、今大会は創設当初から通常のツアー大会とは違った変則ルールで試合を運営。以下は特殊な今大会のみのルールとなる。 ・会場内では、ベースライン後方を除き、プレー中もファンの自由な移動が認められる。 ・各セット最初のコートチェンジ(第1ゲーム終了時)は行わない。 ・セット間の休憩は1分半。 ・コート上での試合前ウォームアップは廃止(コイントス直後に試合開始。試合前に別コートでウォームアップを終わらせておく)。 ・ファーストサービスとセカンドサービスの間は8秒。 ・直前のポイントが3本以内に終了した場合、ポイント間は15秒(4本以上は25秒)。 ・試合中、コーチの元に最新技術を使用した各選手のデータが送られ、会場で視覚的に選手に共有できる。 ・主審の台を低くし会場内の観客がどこにいても選手とコートを見えるようにする(ラインコールはすべて電子化)。