『紅白』わかせたB’z、YouTube配信で“Z世代”アーティストにも圧勝! 「ファンクラブ会員増加」報道で“令和に再ブーム”の気配
2024年大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』は、名だたるアーティストが出場し、大盛況で幕を閉じた。 【写真多数】『紅白』わかせたスターたちが“舞台裏”で見せた姿 なかでも、ボーカリストの稲葉浩志とギタリストの松本孝弘による人気ロックユニット「B’z」のパフォーマンスは、たくさんの視聴者を魅了した。 「当初から、彼らは『紅白』司会としても出演していた橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説『おむすび』の主題歌『イルミネーション』を披露することが発表されていました。 本番では、別スタジオで同曲を歌唱後、メイン会場であるNHKホールのステージにサプライズ登場し、ヒット曲『LOVE PHANTOM』と『ultra soul』の2曲を歌い上げ、会場の観客が総立ちになるほどの大盛り上がりになりました。 今回の『紅白』の平均世帯視聴率は32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、過去ワースト2番めとなったものの、B’zの登場もあり、かなり話題になった『紅白』だったといえるでしょう」(芸能記者) B’zは1988年のデビュー以来、多くのミリオンヒット曲を出してきたが、『紅白』は初出場。サプライズ演出もあり、会場をわかせたが、放送終了後も大きな反響が続いている。 「NHKの公式YouTubeチャンネルでは、出場歌手それぞれの『紅白』ダイジェスト動画が公開されていますが、いわゆる“Z世代”に人気のMrs.GREEN APPLEやTWICE、Number_iなどを差し置いて、B’zの『ultra soul』の動画が一晩で100万回再生を超え、1月5日時点で650万回以上と、断トツの再生回数を記録しています。 また『LOVE PHANTOM』も230万回以上、『イルミネーション』も130万回以上の再生回数を記録しており、並みいるアーティストのなかで上位を独占。また、1月3日に『スポーツニッポン』が報じたところによると、『紅白』前に71万人だったファンクラブ会員数が、約1万人増加し、72万人以上になったそうです」(同前) 実際に、Xでも《B’zのファンクラブ!入ったんです!紅白見を終わってから!!》《紅白見た勢いでB’zのファンクラブに入ってしまった》《20年ぶりぐらいにB’zのファンクラブ復活させた》と報告する声も見受けられる。 1990年代から2000年代にかけて高い人気を誇ったB’zが、令和になって再ブームの気配を漂わせているようだ。じつは『紅白』以前から、その予兆があったという。 「2023年にデビュー35周年を迎えたのですが、前年の2022年、B’zのファンクラブ会員に“周年コンサート”を告知するダイレクトメール(DM)が届けられました。 B’zのファン層は40代から60代が多いため、家庭を持つなど、さまざまな理由でライブから遠ざかっていた人も少なくありません。 近年、ホームページやSNSでライブを告知することが多いなか、ファンひとりひとりに感謝の気持ちを伝えるDMが届いたことで“B’z熱”が再燃した人も多かったようです」(レコード会社関係者) さらに、初めて『紅白』で歌唱したことで、新たなファン層の獲得にも期待がかかっている。前出のレコード会社関係者が続ける。 「稲葉さんは2025年で61歳になりますが、力強い歌声はまったく衰えません。『紅白』本番では、『LOVE PHANTOM』のパフォーマンス中に機材トラブルがあったにもかかわらず、圧巻の声量を見せつけ、歌唱力の高さがSNSで話題になりました。 これまで、あまりB’zになじみのなかった層で、“生であのパフォーマンスを見たい”と考えた人も少なくないと思われます」 デビュー37年めにして、2人の“ultra soul”はたくさんの人の魂を揺さぶることだろう。
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