今から見ておけ! J3に眠る超逸材選手(4)最高のデビュー! 2桁ゴール狙える才能
明治安田J1、J2リーグに負けじと、J3リーグも連日盛り上がりを見せている。そんな中で、今後J1やJ2の舞台にステップアップしていきそうな選手は誰なのか。今回は、J3リーグで活躍する23歳以下の超逸材選手をピックアップして紹介する。※成績は4月30日時点
FW:田口裕也(たぐち・ゆうや) 所属クラブ:FC岐阜 生年月日:2001年4月8日(23歳) 2024リーグ戦成績:11試合5得点3アシスト FC岐阜に所属する田口裕也は、23歳ながらJリーグでの経験が豊富な逸材だ。セレッソ大阪西U-15を経て四日市中央工業高校へ進学。3年次の第98回全国高校サッカー選手権大会で2ゴールを記録し、チームのベスト8進出に貢献した。 2020年からガイナーレ鳥取へ加入すると、開幕戦のセレッソ大阪U-23戦でJリーグデビューを果たし、途中出場ながらプロ入り初ゴール。これがこの試合の決勝ゴールとなり、チームを勝利に導いた。ジュニアユース時代にお世話になったクラブから恩返し弾となるプロ初ゴールを奪い、さらにチームの勝利に貢献するという最高のデビュー戦となった。 プロ1年目からレギュラーに定着し、2年目のシーズンは9ゴールを記録。次の目標は2桁得点だろう。今季は第11節終了時点で5得点。キャリアハイも期待できそうだ。 田口はここぞという時にゴールを決めてくれる頼れる選手だ。180cmという恵まれた体格を活かしたプレーや、裏への抜け出しが得意。もともと得点感覚に優れており、得点を量産できれば、J1、J2のクラブの目に留まることだろう。
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