「令和の米騒動」つづく…食卓・給食を直撃 1.3倍~1.5倍でコメ価格高止まり さらなる値上げの可能性
米子市学校給食課 伊藤康恵 課長 「11月から米飯の価格が一食当たり約10円ずつくらい値上がりしているような実情です。今までは数円ということはありましたけど10円も上がるということはなかったです。しかも年度の途中というのは今まで前例がないと思います」 11月に入ってから炊飯したコメの価格が1食当たり10円ほど上がる計算ですが給食費自体は上げないよう工夫しているといいます。 米子市学校給食課 伊藤康恵 課長 「旬の食材、(今の時期は)ニンジンなどをできるだけ活用するようにしています。学校給食費は米子市としてはできるだけ抑えて児童生徒の皆さんに美味しくて栄養価の高い給食を食べてもらいたいというところで努力しているところです」 米子市内の米穀店によると、スーパーへの卸売価格は1.3倍から1.5倍ほどになっていて、このまま需要が多ければ値上げせざるを得ないかもしれないということです。 この夏の記録的な猛暑がもたらした30年ぶりの「米騒動」。 食卓の主役、コメの価格に気をもむ日々がまだまだ続きそうです。
山陰放送