ダンス&ボーカルグループ・GENIC 過去最大規模のツアーは「空想の世界をお届け」 新曲情報も
このたび、男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENIC(ジェニック)から西本茉生(にしもと・まいき)と雨宮翔(あめみや・かける)がラジオ番組にリモート出演。グループとしての活動や、新曲について語った。 【関連】ダンス&ボーカルグループ「GENIC」 新曲『Flavor』に込めた覚悟 「世の常識を覆したい」 GENICは、avexのDNAを継承する新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト『a-genic PROJECT(エイジェニック・プロジェクト)』から選ばれた7人からなるグループ。2019年に結成し、翌年2020年にデビューを果たした。 コロナ渦でのデビューでありながら着実にリリースとツアーを重ね、2024年に開催した5度目の全国ツアー「GENIC LIVE TOUR 2024 N_G」では、約1万人の動員を記録。デビュー5周年を迎える2025年11月5日には武道館公演が決定している。 メンバーそれぞれが作詞、作曲、振り付けなどを手がけるほか、俳優やモデルとしての活動や、ほかグループへの楽曲提供を行うなど、多方面で活躍の場を広げている。 【タケモトコウジ(以下:タケモト)】 GENICは、どのようなグループですか? 【西本茉生(以下:西本)】 自由すぎてまとまらないので、まとめることをやめました(笑)。 【近藤夏子(以下:近藤)】 でもさ、まとめるのをやめてしまって、グループ的には大丈夫なんですか? 【西本】 それが、そっちのほうが絶妙にいいバランス なんですよ。 【近藤】 自由なんだけど、メンバーみんながちゃんとそれぞれのことを考え合ってるんだね。素晴らしい! 【タケモト】 雨宮さんは、今年の8月と10月はミュージカルにご出演されていたとか。 【雨宮翔(以下:雨宮)】 はい、そうですね。 【タケモト】 ミュージカルに出演するとなると、稽古時間も取られていくんじゃないですか。 【雨宮】 そうですね。7月から稽古がはじまって、8月に舞台本番。本番が終わってすぐの9月にはまた新しい稽古がはじまって。並行してツアーもあったので、大変でしたね。 【近藤】 え、ちょっと待って。8月と10月はそれぞれ別の作品? 【雨宮】 別の作品です。 【近藤】 ということは、7月から稽古で8月に本番、9月にはまた別作品の稽古に入って、10月に本番が終わったんですか? 【雨宮】 はい、終わりました。 【近藤】 終わって、グループのツアー活動がここから? 【雨宮】 並行していました。 【近藤】 すごい! ミュージカルを観に行ったことはあるけど、経験したことはなくて。詳しくはわからないんですけど、歌もあって、演技もあって、ダンスもあるわけですよね? 【雨宮】 はい、あります。 【近藤】 そんなにやることがあって、「もうやめよ!」ってならないですか(笑)? 【雨宮】 本当に、1度は現実逃避しますね(笑)。頭がパンクしすぎちゃって、家で台本とかを読んでても「あ、無理だ。1回やめよう」みたいな。でも、1度現実逃避をして、次の日に「よし! 切り替えよう」という風にやっていましたね。 【近藤】 すごいのが、自分と戦いながらミュージカルをやりつつ、グループとしての活動も並行しているんですよね。“違う自分”という感覚でやっているんですか? 【雨宮】 言い方が難しいのですが、“GENICの雨宮翔”と、“ミュージカルに出ている雨宮翔”みたいな感じで、別の自分を出している感覚ではありますね。 【タケモト】 GENICの新曲についても聞かせてください。10月30日(水)にニューシングルが配信されたんですよね。 【西本】 『FUN! FUN! FUN!』という曲をリリースしました。 【タケモト】 非常に楽しそうなタイトルですね。メンバーが作詞を担当されたんですか? 【雨宮】 メンバーの小池竜暉、増子敦貴、宇井優良梨の3名が作詞を担当しました。 【近藤】 すごい。3人で作詞するってどんな感じなんやろ。私は1人で作詞・作曲をすることはありますけど、3人で書くと「ここちょっと違うくね?」とケンカになりそう(笑)。 【タケモト】 確かに、それぞれが自由であるがゆえにですね。そのへんはいかがですか? 【西本】 最終的にはやっぱり、メンバーではない大人がまとめて(笑)。もちろん、ワードはちゃんとメンバー(が考えた歌詞)なんですけどね。 【近藤】 それはもちろんね! だけどたぶん、まとめてくれる人がいないと作詞って難しいんですよね。みんな言いたいことややりたいことがあるからこそ詰め込みたくもなるだろうし、そこのバランスを取るのって本人たちでは難しいと思うもん。 【タケモト】 GENICの楽曲は、ダンサブルなものやラップ的な要素が入っているものなど、音楽的に異なるスタイルの作品がありますが、新曲の『FUN! FUN! FUN!』はどのような系統の楽曲なのでしょうか? 【西本】 これからの季節に似合いそうな、ポップスという感じですね。 【雨宮】 キラキラしてます! 「シャンシャン」じゃないですけど、夏のキラキラ爽やかというよりは、冬に感じるワクワク感やちょっと落ち着いたキラキラ感のある音ですね。 【タケモト】 過去最大規模となる7都市7公演でのツアー『GENIC LIVE TOUR 2024 -if-』を開催したとのことで、関西では、9月1日(日)にフェニーチェ堺大ホール(大阪府堺市)でのライブが開催予定だったものの、台風により延期となったんですよね。 【近藤】 あ~、あの大変だったときね! あの台風覚えてるもん。 【タケモト】 そしてその振替公演が、11月7日(木)に同会場で開催されたということですね。 【西本】 もともと大阪が初日のはずだったのですが、千秋楽になったという感じですね。 【近藤】 初日の台風か! これは衝撃だったんじゃないですか? 【雨宮】 衝撃ですね。「え、そんなことってあるんだ」って。 【近藤】 もちろん待ってくださってるファンの方々もショックだったとは思うんですけど、台風はどうにもできへんから、メンバー自身も「マジか~」となりますよね。でも、振替公演の日程をちゃんと設けてくれてるのは優しいというか。そこまでやってくれてよかったですね。 【西本】 本当に、振替(公演)ができてよかったです。 【タケモト】 では、どのようなライブだったか教えてください! 【西本】 「if」というタイトルなので、空想の世界というか、ちょっと現実離れしたような、いろいろな楽しさがあってワクワクできるような世界をお届けできたんじゃないかなと思います。 ※ラジオ関西『Clip月曜日』より
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