小林製薬「大阪ヘルスケアパビリオン」への出展を辞退 「紅麹」問題で商品回収や原因究明の調査に注力
読売テレビ
小林製薬は21日、「紅麹」をめぐる問題を受け、大阪・関西万博でパビリオンへの協賛と出展を辞退したと発表しました。 小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントの健康被害をめぐっては、これまでに摂取した5人が死亡、入院した人は337人にのぼっています。 小林製薬は、来年の大阪・関西万博で、大阪府と市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」への協賛と出展が決まっていましたが、商品回収や原因究明の調査に注力するため、6月14日付で辞退の届け出を提出したと、この日発表しました。 吉村洋文 知事 「残念ではあるんですけれども、この紅麹サプリの対応・原因究明に注力されているということですので、しっかりと対応をお願いしたい」 大阪府は「パビリオンには他にも多くの参加企業があるため、大きな支障にはならない」としています。