創部126年目の育徳館が初の九州大会出場 修猷館は惜敗 西日本短大付が決勝へ【高校野球秋季福岡大会準決勝】
九州地区高校野球福岡大会は12日、福岡県の久留米市野球場で準決勝を行い、育徳館が東福岡に10―9で逆転サヨナラ勝ちした。西日本短大付は修猷館を2―1で破り、決勝進出を決めた。 ■夏の甲子園決勝に人気女優がお忍び観戦【写真】 育徳館は東福岡との打撃戦を制した。4点を追う7回に2番小森航汰(2年)の同点3ランなど打者11人の猛攻で7点をあげて逆転。8回に東福岡が山本将永(2年)の2点三塁打などで同点に追いつき、さらに9回に勝ち越したが、育徳館は9回裏2死一、二塁から7番荒津星瑛(2年)が右中間を破る逆転サヨナラ2点二塁打を放った。 西日本短大付はエース中野琉碧(2年)が修猷館打線を3安打1失点に抑えて完投。修猷館の左腕林歩(2年)との投手戦を制して1点差を守った。 野球部創部が1899年という伝統校の育徳館は創部126年目で春秋通じて初の九州大会出場。西日本短大付は3季ぶり16度目の出場となる。 決勝は13日午後1時から小郡市野球場で行われる。東福岡と修猷館による3位決定戦は同日午前10時から同球場で行われる。
西日本新聞社