将棋の渡辺明九段 手術後初の外出で痛感「当たり前だと思っていたことがそうではなかった」
将棋の渡辺明九段(40)が24日「X」(旧ツイッター)を更新。入院後初めて外に出た際の心境を明かした。 渡辺九段は13日に行われたA級順位戦6回戦で千田翔太八段戦で左ヒザの痛みに耐えられず投了。その後、前十字靭帯が断裂していることが判明。入院・手術することとなった。フットサルが原因だとしている。 渡辺九段は「12月24日(火)前十字靱帯再建手術後4日目」と切り出し「昨日から中庭の散歩を許可されて、入院日以来、90時間ぶりに外の風にあたりました」と久しぶりに外に出たことを報告。 さらに「当たり前だと思っていたことの1つ1つが、そうではなかったと感じるのは恥ずかしながら人生で初めてです」としみじみと思いをつづった。 続けて「手術前1ヶ月は足が痛いのと、休場することへの不安で気分が下がっていて運動ゼロだったので、リハビリで少し動けて前向きになれました」とようやく前向きな気持ちになったことを明かした。 日本将棋連盟は来年20日まで渡辺九段が休場することを発表している。
東スポWEB