植樹祭記念パネル、岩手県内に設置へ 実行委、レガシー継承
第73回全国植樹祭の岩手県実行委員会(会長・達増知事)は13日、レガシー(遺産)を継承するため天皇、皇后両陛下が着座された建築物「お野立所(のだてしょ)」の木材で作った開催記念パネルをお披露目した。県内5カ所に設置する。 盛岡市内で総会を開き、約80人が出席。達増知事は「築いたネットワークを生かし、森林環境の次世代への継承や林業の持続的で健全な発展に取り組む」とあいさつした。実行委は役割を終えたとして3月29日に解散する。 記念パネルはナラやスギなどの県産材を使用し、植樹祭の様子を伝える写真も配した。県民の森(八幡平市)、折爪岳森林公園(二戸市)、千貫石森林公園(金ケ崎町)、大窪山森林公園(大船渡市)、高田松原津波復興祈念公園(陸前高田市)に順次設置する。