「戦術的な完成度は…」藤田譲瑠チマが感じるサッカーU-23日本代表の成熟。パリ五輪へ「選ばれたらやるだけ」
パリオリンピック(五輪)メンバー発表前の最後の親善試合としてアメリカ遠征を終えたサッカーU-23日本代表。日本時間13日に他の選手たちと一緒に日本に帰国した藤田譲瑠チマは、現地時間11日に行われたU-23アメリカ合衆国代表戦を振り返るとともに、開幕が来月に迫った五輪への意気込みを語ってくれた。 【グループリーグ順位表】パリオリンピック(パリ五輪) 男子サッカー 組み合わせ これまでU-23日本代表でキャプテンを務めてきた藤田は、この日もキャプテンマークを腕に巻きアンカーとしてフル出場。2-0の完封勝利に貢献した。 選考前の最後の試合ということもあり、自身のアピールにも繋がったように見えるが、キャプテンの目線はあくまでチームの勝利にあった。 「自分に関しては特にアピールというよりかは、今まで積み上げたものを出せればいいかなと思っていました。特別この遠征でアピールっていう気持ちはなくて、チームがこの遠征で試合に勝つために戦いたいと思っていたので」 優勝したAFC U23アジアカップを通じて「戦い方がはっきりした。戦術的な完成度が少しずつ上がった」と語っており、今回のアメリカ遠征を経てチームの成熟をより一層感じているという藤田は、パリオリンピックに向けた意気込みを冷静に答えてくれた。 「選ばれたらやるだけだと思いますし、自分もどうなるかわからないので、そこらへんは流れに任せたいと思います」 (取材・文:編集部)
フットボールチャンネル編集部