<WBC速報>プエルトリコが米国撃破で準決勝進出決定!
WBCの2次ラウンド、プールFのプエルトリコ対米国戦が17日(日本時間18日)米国サンディエゴで行われ、プエルトリコ打線が爆発して6-5で米国を下した。これによりプエルトリコの準決勝進出と、すでに2敗しているベネズエラの敗退が決定。残り1チームは、日本時間19日に直接対決する米国と前回覇者のドミニカ共和国の勝者となるが、プエルトリコは、いずれのチームにも直接対決で勝っているため、1位通過が決定。日本の準決勝での対戦チームは、米国対ドミニカの勝者チームとなる。 プエルトリコ打線が米国の先発ストローマンに襲い掛かる。1回、昨季ブルージェイズで9勝10敗の成績だったローテ投手に対して、連打で無死一、二塁のチャンスを作ると、コレア、ベルトラン、モリーナが3連続タイムリー。バエスまで続き、なんと6連続ヒット。無死満塁からロサリオの犠飛で1点を追加、いきなり4点の先制パンチを食らわせた。 米国も2回、この回先頭のアレナドのレフト線ツーベースからホスマーのタイムリーで1点を返し、5回にも、ポージーにソロアーチ、6回も今大会当たっているA・ジョーンズのソロアーチで追撃、1点差に詰め寄った。だが、6回、四死球で走者を背負い、二死二、三塁からパガンの三塁ゴロをアレナドが一塁へ悪送球。痛恨のエラーが飛び出て、さらに2点を失い再び3-6と点差が広がった。 米国は、土壇場の9回、プエルトリコの4番手、ディアスから、無死一、二塁のチャンスを作り、ポージーが三振に倒れ、暴投で二、三塁となってから、代打・ゴールドシュミットも三振に終わったが、クロフォードが左中間を破る執念の2点タイムリー三塁打で、5-6。さらに二死三塁の同点機につなげたが、反撃もここまで。ハリソンが三振に倒れて1点差でゲームセット。米国の準決勝進出は、ドミニカとの直接対決に委ねられることになった。