こいのぼりを手に笑顔の北野日奈子（撮影・横山健太）

＜きいちゃんのG1推し＞ 　連勝よ（ハート）　天皇賞・春（G1、芝3200メートル）が明日28日、京都競馬場で発走する。紙面予想に初登場した桜花賞の馬連を、1点で的中させた元乃木坂46の女優北野日奈子（27）が第2弾の古馬長距離王決定戦に挑む。愛称の「きいちゃん」から取った「きいちゃんのG1推し」。本命は5馬身差圧勝の阪神大賞典から臨むテーオーロイヤル（牡6、岡田）を指名した。鞍上の菱田裕二騎手（31）とともにJRA・G1初制覇を信じた。 【写真】テーオーロイヤルで的中を狙う北野日奈子 　　　　◇　　　◇　　　◇　　 　藤岡康太騎手の訃報から早くも3週間近くがたちましたが、まだまだ心は寂しさでいっぱいですね。その後も競馬界では心配な出来事がありました。競馬ファンとしてはジョッキーやお馬さん、関係者の皆さまが気がかりですが一生懸命に生きてくださっているその瞬間、瞬間を見逃さず、心から応援していきたいと強く思いました。 　前回予想させていただいた桜花賞では馬連を1点で的中させていただきました！　私の買い目に乗ってくれた方もいらっしゃったと思うので、とりあえずよかったです（笑い）。今回の天皇賞・春でも、皆さんの予想や馬券に良い影響を与えられるように精いっぱい予想していきます！ 　天皇賞・春、私の◎はテーオーロイヤルです。前走阪神大賞典の勝ち方が圧倒的で、評価せざるを得ないです。前走より距離は200メートル延びますが、前走の後続との着差を見たら心配はいらないと思います。過去のデータからも牝馬より牡馬の方が成績を残していて、乗り替わりもなく菱田裕二騎手とのコンビでG1初制覇を狙って欲しいです。 　○はブローザホーンです。成績の良い5歳牡馬で、前走阪神大賞典では最も重い58キロにもかかわらず3着。過去の京都では2勝と成績が良く、コース適性も十分にあると思います。枠も3枠と恵まれていて、1着ももしかしたらあるのではないかと思っています。▲はドゥレッツァです。このレースは菊花賞馬の勝率が高く（過去10年で7勝）、菊花賞の時も大外枠から1着になりました。前走の金鯱賞では2着でしたが、最も重い59キロを背負っていた結果なので、悲観しなくていいのではと思います。戸崎騎手とのコンビで人気の分、輝いて欲しいです。今週も競馬が開催されることに感謝です。全人馬、無事にゴールできますように。それではまた次の予想でお会いしましょう！ 　◆北野日奈子の桜花賞予想　本命には2歳女王の（9）アスコリピチェーノを抜てき。阪神JF2着（12）ステレンボッシュを対抗にして馬連は1点で勝負した。3連単、3連複は惜しくも不的中となったが、馬連620円をズバリ。いきなり大きなインパクトを残した。 　◆北野日奈子（きたの・ひなこ）1996年（平8）7月17日、北海道小樽市生まれ、千葉県育ち。13年3月、乃木坂46の2期生オーディションに合格。翌14年4月発売の8枚目シングル「気づいたら片想い」で初選抜入り。愛称「きいちゃん」。22年4月の卒業後は女優として活動。「少年のアビス」「警視庁考察一課」などのドラマや「蒲田行進曲完結編　銀ちゃんが逝く」「ダリとガラ」などの舞台に出演した。推し馬はオルフェーヴル。158センチ。血液型O。 　▼次回の予想はオークス。上半期のG1予想は桜花賞、天皇賞・春、オークス、ダービー、宝塚記念の計5レースを予定。