金子恵美氏、裏金議員は選挙戦「悲壮感持っている」も「喉元過ぎればじゃだめ」 選挙後も「鉢巻き巻いている気持ちで」
元衆院議員の金子恵美氏が19日、日本テレビ系「ウェークアップ」に出演。衆院選で厳しい戦いを強いられている自民党の裏金議員について言及した。 番組では27日投開票の衆議院選挙について特集。NNNと読売新聞が行った序盤の情勢調査では、与党の自民党が単独過半数を確保できるかギリギリの情勢で、公明党は議席を減らす可能性があるとしており、自公が過半数獲得の勢いと分析している。 また、自民党の若手議員の「裏金事件の逆風は現場では強く吹いている」との声も紹介。個々の裏金議員にとっては選挙戦に大きなマイナスになっているとする一方で、自民党全体にとってはプラスに作用しているのではという声が自民党内から出ていると伝えた。 金子氏は「自民党全体としては、非公認としたことで、そこは全体が沈まなかったけれども。重複立候補がない候補者に関しては、これはもう背水の陣、必死でやっている様子をうかがって、届いてます」と比例復活のない裏金議員にとっては厳しい戦いになっていると指摘した。 続けて「政権支持率も低くなっていますから。危機感もあるし悲壮感を持ってやっているんですが…」と同情を寄せつつも、「この悲壮感というのが選挙終わった後にね。喉元過ぎればじゃだめなんですよね。今、選挙中だから、鉢巻き締めて必死にやってても、常日頃から鉢巻き巻いている気持ちで、やっぱり緊張感を持ってやっていかないと、改めて思います」とクギを刺していた。