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　リクスタが運営する名字の由来などの情報サイト「名字由来net」は、2024年4月時点の政府発表統計および全国電話帳データをもとに、全国および各都道府県で人口の多い名字をランキング形式にまとめました。 【画像：ランキング30位～1位を見る】 　本記事では、その中から「福島県名字ランキング」を紹介します。どのような名字が多いのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

●第2位：鈴木（約7万6900人）

　第2位は「鈴木」でした。全国人数は第2位となる約176万9000人。そのうち約7万6900人が福島県となっています。 　鈴木姓の由来には諸説ありますが、現在の和歌山県で穂積氏が鈴木姓を名乗ったことで広まったとする説が有力。和歌山県の方言で、「稲穂を積み上げる（穂積）」ことを「すすき」と呼ぶことから、穂積氏が鈴木姓を名乗ったのではないかと考察されています。名字由来netのデータによると、東日本を中心に多い名字で、都道府県別では東京都（約25万3000人）や愛知県（約20万人）などに多く、占有率では静岡県（5.34％）や福島県（4.27％）などが高いようです。 　鈴木姓には、元プロ野球選手の鈴木一朗（イチロー）さん、俳優の鈴木保奈美さん、お笑いタレントのウド鈴木さんなど多数の有名人がいます。

●第1位：佐藤（約10万2000人）

　第1位は「佐藤」でした。全国人数は第1位となる約183万人。そのうち約10万2000人が福島県となっています。 　佐藤姓の由来には諸説あり、藤原氏の子孫が役職「左衛門尉（さえもんのじょう）」に任命されたことで、左衛門尉の「左」と藤原の「藤」を組み合わせ、「左藤」と名乗ったことを起源とする説が有力。名字由来netのデータによると、東日本を中心に全国的に多い名字となっています。都道府県別に見ると、東京都（約21万7000人）や神奈川県（約16万5000人）などに多く、占有率では秋田県（7.88％）や山形県（7.36％）など東北地方での割合が高いようです。 　佐藤姓には、内閣総理大臣を務めた佐藤栄作さん、俳優の佐藤二朗さん、timeleszの佐藤勝利さんなど数多くの有名人がいます。