ムロツヨシ“蔵前”と平手友梨奈“杏”、布団を並べて寝る仲むつまじい姿に「かわいすぎる」という声<うちの弁護士は手がかかる>
ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演するドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系)の第8話が12月1日に放送。第8話では、蔵前(ムロ)が幽霊を怖がる杏(平手)と布団を並べて寝る様子が描かれた。そのかわいらしい姿が大きな反響を呼び、X(旧Twitter)では「#うちの弁護士は手がかかる」がトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】唯一無二…!表現する言葉が見当たらないほど美しい新人弁護士・杏(平手友梨奈) ■元敏腕マネジャーが新人弁護士に振り回される 同ドラマは、フジテレビにて約54年ぶりに復活した金曜夜9時の連続ドラマ枠にて放送される新ドラマ。芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前が超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・杏に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する。 フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネジャーと法律事務所のパラリーガル役を、フジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。 ■「うちの弁護士は手がかかる」第8話を振り返る 蔵前勉の前に、女優の笠原梨乃(吉瀬美智子)が現れた。「やっぱり私にはあなたが必要なの。戻ってきてほしい」と言って頭を下げる梨乃。蔵前は、突然のことに困惑しつつ、去って行く梨乃の背中を見つめていた。 あくる日、所長の香澄今日子(戸田恵子)は、売り上げが少ない天野杏と山崎慶太(松尾諭)を叱責(しっせき)する。金持ちの遺産相続などもうかる案件を見つけてこい、と命じる今日子。するとそこに、早川ゆう子(高田聖子)という女性が駆け込んでくる。ゆう子は、父の遺産を姉に渡したくない、と今日子たちに告げる。 ゆう子によれば、父・佐野将太郎(小沢直平)の遺産は、人より猿の方が多いと言われる山梨・猿飛村の実家と土地に山が一つ。預金は残っていないという。それを聞いた今日子は、この件を杏に担当させると、蔵前には、資産価値がないことを理由に「相手から断られるように話を持って行け」と指示する。 田舎暮らしを嫌い、高校卒業後に上京したゆう子は、20代はOL生活を送っていたという。ゆう子は観光業、姉の佐野温子(浅野ゆう子)はアパレルで働いていた。しかし3年前に将太郎の介護が始まると、温子は仕事を理由にゆう子にすべてを押しつけたらしい。 温子は遺産をすべてゆう子に譲ると約束していた。だが、将太郎の葬儀が終わると「遺言状を預かっている」と言いだしたというのだ。ゆう子は、温子とは母親が違うためいつも分かり合えない、と杏に訴える。 ■蔵前は梨乃の提案に動揺する 蔵前の前に梨乃が現れる。梨乃から戻ってきてほしいと伝えられた蔵前は、態度には出さなかったが動揺していることだけは表情から伝わってきた。 その後、遺産相続の案件を受け持ったため、その忙しさに、蔵前は梨乃の提案をすっかり忘れていたように思う。杏と仕事をこなす中で、蔵前はパラリーガルという仕事に誇りを持っており、杏を支えたいと考えていた。 そのため、今支えたいのはあなたではないという言葉を残して、梨乃の提案を断ることにしたのだ。蔵前のこの決断にグッと胸をつかまれたが、物語の終盤で、その決断をあざ笑う展開へと向かう。 ■杏の意外な一面 今日子からあなた失敗しないのでと、某医療ドラマの主人公の主語違いのせりふで指名された辻井(村川絵梨)は、杏たちに力を貸すことに。突然ぶっこまれたネタに思わず笑ってしまった。 遺言書には何かあると考えた杏たちは、遺言書の効力が無効になるような証拠を探すことに。その中で、将太郎が認知症だったという疑惑が浮上。さらに、将太郎のヘルパーとして働いていた小夜子(小林涼子)が将太郎の娘であることが明らかになる。 将太郎が認知症であったことを証明するため、小夜子に証言してほしいとお願いするが、小夜子は拒否。杏と蔵前は、将太郎の家で泊まり込むことになる。 そんな夜、杏の新たな一面を知ることになった。幽霊を信じていなさそうな杏が、幽霊を見たと騒ぎ、蔵前に救いを求める。その後も恐怖を忘れられない杏は、蔵前と布団を並べて寝ることに。さらに、なかなか寝付けない杏は、蔵前に自分の家族のような大事な存在がいることを打ち明ける。 このシーンを見て、杏にとって蔵前もそういう存在であればいいのにと願わずにはいられなかった。 ■「大丈夫です」の意味が気になる 遺産相続の案件を無事に解決した杏は、蔵前を食事に誘う。杏と蔵前の仲のいい姿に感動して涙が出たが、食事中に交わされた言葉に別の意味で涙が出た。 蔵前が梨乃の提案を断った後、梨乃は杏に電話をかけていたのだ。杏は、蔵前は戻りたいなら戻ると伝え、話を終わらせようとする。しかし、話を続ける梨乃から、蔵前は自分の家族同然であり、返してほしいと言われ、蔵前の意思をちゃんと確認することにしたのだ。 杏がどう思ったかは今の時点では分からない。もしかしたら、自分は大丈夫だから、心配せずに、蔵前は蔵前のために自分の選択してほしいと思ったのかもしれない。蔵前が必要とされていないと感じてしまった、杏の“大丈夫”に含まれる意味が気になるシーンとなった。 X(旧Twitter)では、布団を並べて寝る仲のいい杏と蔵前の姿に「かわいすぎる」「本当に仲よし」「修学旅行みたい笑」と絶賛する声が上がる。その一方で、蔵前と杏に訪れたバディ解散の危機に「解散しないで」「次が待ちきれないよ…!」という視聴者も続出した。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部