大谷翔平、ベッツ、フリーマンと「歴代の強力打線」を米メディアが比較 2000年のジャイアンツ、1996年のマリナーズを超えて「史上最高のトリオになるチャンスがある」
今オフ、大型補強を敢行し話題となっているドジャース。まさに「スター軍団」が形成されてきている中、大谷翔平が加わった打撃陣に大きな期待が寄せられている。 【動画】思わず「ウソでしょ?」と仰天 同僚妻への大谷翔平のポルシェプレゼントシーン 昨季の本塁打王である大谷に加え、ムッキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの両スラッガーが顔を揃えることとなり、その破壊力を秘めたラインナップが今季の見どころの1つとなっている。 今季は打者に専念する大谷、そして2023年、ともに100打点以上を記録したベッツ、フリーマンが並ぶ打線はまさにMLB随一。シーズン開幕はまだ先であるものの、米国内ではこの3選手がどんな成績を残すのかについてはやくも論じられている。 米スポーツ専門局『ESPN』は現地時間1月8日(日本時間9日)、「オオタニ、ベッツ、フリーマン、MLB史上最高の打者トリオ?」と銘打ったトピックを配信した。過去のMLB球団の強打者が揃った球団のデータ、指標などを分析しながら、大谷、ベッツ、フリーマンの3選手との比較を行っている。 同メディアは昨季の3選手の成績について、「オオタニ、ベッツ、フリーマンの3人はOPSと長打率の両方でそれぞれ1位、5位、6位にランクされた」などと振り返りながら、「いずれも昨年の成績を繰り返せば、史上最高の攻撃的トリオになるチャンスがある」と指摘した。 また、歴代で高い打撃成績を残してきた打線の、本塁打数やOPS、Batting Runs(得点貢献度を表す指標)などを掘り下げ、さまざまな持論を展開。 その上で、バリー・ボンズ、ジェフ・ケント、エリス・バークスが揃った2000年のジャイアンツ、さらにエドガー・マルティネス、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィー・Jrが活躍した1996年のマリナーズなどが歴代でもトップクラスの打撃力を誇ったと主張している。 その中で、「ベッツ、フリーマン、オオタニは何位に位置するだろうか?彼らが昨年とまったく同じことをした場合、最新のリストのトップにランクされるだろう」と綴っており、さらに、「オオタニが昨シーズン出場した135試合を超える試合に出場できれば、その数字はさらに上がる可能性がある」と見込みを示した。 また、トピックは「このグループが歴史的なトリオになるチャンスがあることは間違いない」と強調し、締め括られている。メジャー史上屈指の顔触れとなっているドジャースの主軸3人が、どんなパフォーマンスをみせるか。すでに多くのファンも胸を高鳴らせている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]