津山名物を使ったピザに、お寺の住職が手がけるピッツァも ユニークなピザを紹介 岡山・香川【ほっとマルシェ】
KSB瀬戸内海放送
岡山・香川の注目グルメを紹介する「ほっとマルシェ」。今回は、ユニークなピザを紹介します! 【写真】そずりオニオンピザ
■津山の名物を使った珍しいピザ 岡山からは津山名物の「あれ」を使ったピザを紹介します。 緑に囲まれた津山市の「PF」です。 看板犬のバディーちゃんが出迎えてくれる、とってもオシャレなお店です。 (PF/宮崎美圭 オーナー) 「津山のそずり肉っていうお肉を使ったピザになっております。他にはないピザになっておりますので、人気で皆さま来ていただいております」 珍しい「そずりオニオンピザ」(1980円)です。 生地は津山産小麦100%、焼いてから一度冷凍した生地に、甘辛く炊いたたっぷりの「そずり肉」をのせます。 津山名物のそずり肉は、骨の周りに残った肉をそぎ落とした肉のことで、濃厚なうま味が特徴です。 (PF/宮崎美圭 オーナー) 「お肉はほんとに生地が隠れるのを目安に入れております。自分がいっぱいのった具材が好きなので、そのようにしております」 チーズをのせて、約500℃のまき窯で5分ほど焼きます。 生地はもっちもち、そずり肉のかむごとにじゅわっと出てくるうま味がクセになるおいしさ! タマネギのシャキシャキ感もしっかり残っています。もちろんチーズとそずり肉の相性も抜群です! (PF/宮崎美圭 オーナー) 「地元のお肉を使って、新しいメニューを開発していきたいと思っております。新たに干し肉を使ったハンバーガーを作っております。ぜひ食べていただけたらなと思っております」 「そずりオニオンピザ」はテイクアウトも可能です。津山ならではのピザを味わってみてはいかがですか。 ■お寺の中にあるお店 香川から紹介するのは、意外な場所にあるお店です。 三豊市の財田地区に店を構える「ピッツァ・エ・バール・テンピオ」は、ガレージだった建物を改修して2020年12月にオープンしたんですが……なんと、お寺の中にあるお店なんです! (オーナー/香西亨さん) 「住職なんです、私が。第20代の住職でこのお寺に住んでるということです。檀家さんも喜んで食べに来てくれたりもしますし、中にはダメって思ってる人もいるかもしれないですけど、どうなんですかね」 店の1つ目のオススメは、「包み焼き」(1400円)です。 リコッタとモッツァレラの2種類のチーズとトウガラシが入ったサラミを生地で挟み、上の生地にトマトソースを塗っています。 一般的なピッツァと同じ材料で作っているんですがどんな味わいだと思いますか? (オーナー/香西亨さん) 「同じ生地とチーズを使っても焼き方が包んで焼くので、中が蒸し焼きみたいな形になって、食べ応えが全く違います。しっとりしている感じ」 もう1つのオススメは、レモンを使ったピッツァ(1800円)です。 リコッタとモッツァレラ、そしてパルミジャーノの3種類のチーズの上にハチミツに漬けた香川県産のレモンを乗せ、最後にハチミツをかけています。 (オーナー/香西亨さん) 「中学生ぐらいのときに、母がよく作ってくれたんですよ、ハチミツレモン。それをピザと合わせたら面白いんじゃなかろうか、と思ってこれにしてみた」 デザートもおすすめです。 豆腐を加えることでふわふわの食感に仕上げたレアチーズケーキは特に人気のメニューです。 本格的なピッツァが食べたくなった日には、お寺の中のお店を思い出してくださいね!
KSB瀬戸内海放送