米有力紙、従業員10%削減 ワシントン・ポスト
【ニューヨーク共同】米紙ワシントン・ポストは10日、240人の人員削減に向けて希望退職を募集すると明らかにした。現在の従業員数は約2500人で削減数は約10%に当たる。電子版の購読者数が伸び悩んでおり、コスト圧縮を図る。 NYタイムズがスポーツ部門解散 傘下の専門サイトに集約
ストーンサイファー暫定最高経営責任者(CEO)が社員に宛てたメッセージで「最優先の成長に投資するため、コスト構造を見直す必要があるという結論に達した」と述べた。解雇を避けるために希望退職を募るとしている。 ワシントン・ポストは米アマゾン・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が2013年に買収。デジタル化を進めているが、政治ニュースへの関心低下から苦戦が伝えられている。