『光る君へ』道兼が不憫キャラに… 視聴者「憎むに憎めない」「まひろの地雷踏みまくりw」
俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第8話「招かれざる者」が25日に放送され、玉置玲央が演じる藤原道兼に注目が集まっている。 【写真多数】切ない…母の仇に演奏を届けるまひろ 第8話では、為時(岸谷五朗)を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろ(吉高由里子)の家に突然現れる。母の仇と対峙することになったまひろだったが…という展開が繰り広げられた。 道兼との突然の遭遇に驚き、一度はその場から逃げたまひろだが、「私がなぜ怯えているの?」と我に返り、母の形見である琵琶を持って道兼の前へ。「このようなことしかできませぬが…お耳汚しに…」と見事な演奏を届けた。 この演奏にひどく感動した道兼は「誰に琵琶を習ったのだ?」と問うと、まひろは母だと答える。その後「母御はいかがされた?」(道兼)、「母は七年前にみまかりました」(まひろ)、「それは気の毒であったな、ご病気か?」(道兼)と、視聴者が肝を冷やすような会話が展開される。 まひろの母を殺めた相手が自分だと知らず憐れむ道兼。まひろは「はい」と小さく答えて、部屋から去った。その後、為時が「よく辛抱してくれた」と感謝すると、まひろは「私は道兼を許すことはありません。されど、あの男に自分の気持ちを振り回されるのはもう嫌なのです」と、強い口調で本音を吐露した。 視聴者からは「道兼がここまで哀れなキャラになると怒るに怒れないよ…」「道兼がいろんな意味で不憫」「憎むに憎めないキャラクターになってきたな」「まひろ、よく我慢したなあ 道兼も己の気性の粗さ故とはいえ憐れ…」「まひろの親の仇なのにただ憎ませてくれない道兼 脚本がうますぎる」「道兼、まひろの地雷踏みまくりでウケるw」などの声が寄せられている。 主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。