第四小6年生、掃除に励む 来月12日からプール開き 三重・松阪
三重県松阪市鎌田町の市立第四小学校(中西明美校長、443人)の6年生58人は29日午前10時40分から同校で、6月12日のプール開きを前に、プール掃除を行った。気象庁の粥見観測所(飯南町粥見)で26.3度を記録する夏日となり、強い日差しが照り付ける中、床や壁の汚れを落として磨き上げた。 同校のプールは25メートルが5コースと浅い低学年用のプールがあり、幅はそれぞれ約10メートル。毎年プール開きに備えて児童で掃除している。 作業前のプールにはペットボトルのふたやサンダル、ビニール袋、落ち葉などが水に浮いていた。教諭が栓を開けて水を抜くと、児童らは大きなごみを拾ってから、床や壁に付いた水あかなどの汚れを、力を入れてデッキブラシでこすり、水切りワイパーで排水した。 出井七海さんは「始めは汚いと思ったけど、やると楽しい」、西本敬祐君は「低学年の子も楽しくプールができるように頑張った」、田代恭一君は「みんなで力を合わせて、思ったより早くきれいにできた」とそれぞれ話した。