44ハコスカGT【3】「知れば知るほど特別だと思います」 初期型「ヨンヨン」の特別さがお気に入り
【1969年式 日産 スカイライン 2000 GT Vol.3|日産L型ブラザーズ】 【画像24枚】ロングノーズのエンジンルームに収めている直列6気筒SOHCのL20型エンジン。初期のL20型エンジンは「カマボコ形」と呼ばれるヘッドカバーが特徴 今回紹介する1969年式の2000GTは、GC10系の中でも装備が豪華な初期型と呼ばれるモデルだ。その特徴は、オーバーライダー付きのバンパー、フロントとリアのエンブレム、フェンダーミラーの形状、アンテナ、ドアのステンレスサッシ、そしてL20型エンジンのヘッドカバーは「カマボコ形」と呼ばれるデザインが採用されていたのだ。 オーナーによると、 「ハコスカを知れば知るほど初期型の特別さを感じます」 とのこと。「ハードトップと比べると、優雅でゆっくり走るのが似合う」とも語ってくれたオーナー。72年式のハードトップも所有するが、初期型「ヨンヨン」の特別さがお気に入りだそうだ。 今後も、その優雅な走りを楽しみつつ、少しずつレストアも施していくそうだ。 主要諸元 SPECIFICATIONS 1969年式 日産 スカイライン 2000 GT(GC10) ●全長4430mm ●全幅1595mm ●全高1390mm ●ホイールベース2640mm ●トレッド前/後1325/1320mm ●最低地上高170mm ●室内長1775mm ●室内幅1300mm ●室内高1110mm ●車両重量1090kg ●乗車定員5名 ●車両総重量1365kg ●最高速度170km/h ●登坂能力sinθ0.47 ●最小回転半径5.3m ●エンジン型式L20型 ●エンジン種類水冷直列6気筒SOHC ●総排気量1998cc ●ボア×ストローク78×69.7mm ●圧縮比9.0:1 ●最高出力105ps/5200rpm ●最大トルク16.0kg-m/3600rpm ●変速比1速3.549/2速2.197/3速1.420/4速1.000/後退3.164 ●最終減速比3.900 ●燃料タンク容量50L ●ステアリング形式リサーキュレーティングボール ●サスペンション前/後ストラット式独立懸架/セミトレーリングアーム独立懸架 ●ブレーキ前/後ディスク/リーディングトレーリング ●タイヤ前後とも6.45S14-4PR ●発売当時価格86万円 掲載:ノスタルジックヒーロー 2013年8月号 Vol.158 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)
Nosweb 編集部