JR大分駅に展示されている魚のアート＝18日、大分市

　大分県内で開かれる「第43回全国豊かな海づくり大会」（11月10日）をPRしようと、子どもたちが寄せたメッセージカードで作った魚のアート作品が、大分市のJR大分駅構内に展示されている。来月4日まで。 　魚のアートは高さ2・7メートル、幅4・2メートル。夏までに計43回実施した稚魚放流事業などに参加した、県内の児童・生徒のカード500枚をつなぎ合わせている。うろこのように見える一枚一枚には、「放流した魚が元気に育ちますように」といった子どもの思いが書かれている。 　カードは計1400枚寄せられ、他に大小5作品がある。大会当日、全てのアートを主会場のいいちこグランシアタ（大分市）と別府港（別府市）に展示する。 　県全国豊かな海づくり大会推進室の後藤直登さん（29）は「子どもたちの海への思いを感じてほしい」と話している。