今年5月に女性のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして逮捕された仙台市役所職員の男性について、市は3日付けで懲戒免職処分とした。 仙台市の担当者 「被害にあわれた方に深くお詫び申し上げます。市民のみなさまの信頼を大きく損ない、お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」 3日付けで懲戒免職の処分を受けたのは、仙台市役所環境局の非常勤職員の男性（44）。 男性は、5月23日夕方　仙台市宮城野区のドラッグストアで、買い物中の女性のスカートの中を盗撮した疑いで警察に逮捕され、6月13日に仙台簡裁で罰金30万円の略式命令を受けた。 仙台市によると、男性は3、4年前から2週間に1度ほど同様の盗撮行為を繰り返していたという。 また、仙台市青葉区の小学校に勤務する用務員の50代男性が、今年1月無断で学校の倉庫から灯油を持ち帰り自宅の暖房に使っていたなどとして、仙台市教育委員会はこの男性を停職6か月の懲戒処分とした。 男性職員が、勤務中に自家用車に何かを積み込んでいるのを他の職員が目撃したことから、発覚したという。 市教委の調査に対して、男性職員は当初「過去に同様の行為は行っていない」と説明していたが、去年12月にも学校の灯油を持ち帰っていたという。