ランガー親子、連覇へ初日トップ 父ベルンハルトは息子を絶賛「彼のプレーが誇らしい」
米男子シニアツアーの非公式大会、PNC選手権は21日、米フロリダ州のリッツカールトンGC(7,106ヤード・パー72)で第1ラウンドが終了。タイガー&チャーリーのウッズ親子(米)ほか、ベルンハルト&ジェイソンのランガー親子(独)、ビジェイ&キャスのシン親子(フィジー)が「59」で回り、13アンダー首位タイで並んだ。 PNC選手権はスクランブル方式による2日間36ホールのチーム戦。メジャー大会かザ・プレーヤーズ選手権で優勝した選手のみに出場権が与えられ、各選手がツアーカードを持っていない家族とペアを組んで戦う年末恒例のイベントである。 連覇を目指すランガー親子は初日を1イーグル、11バーディでプレーした。今年67歳となった父ベルンハルトは「(息子の)ジェイソンが素晴らしいパット、ショットを何度か見せてくれた。彼のプレーが誇らしいし、初日をトップタイで終えることができて満足している」とコメント。勝てば自身6度目、ジェイソンとは4度目のPNC選手権制覇となる。 また、2022年以来の大会2勝目を狙うシン親子も1イーグル、11バーディと圧巻のゴルフを披露している。2か月後に62歳になる父ビジェイは背中に痛みを抱えてのプレーだが、「伸ばし合いになるだろう。3打差、4打差以内なら誰にでも勝つチャンスがあるはずだ」と首位タイからスタートする最終日に向けて気を引き締めていた。 後続は1打差にトム・レーマン(米)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)、2打差にマーク・オメーラ(米)、3打差にマット・クーチャー(米)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、4打差にジョン・デイリー(米)、ネリー・コルダ(米)らがつける展開となっているが、一年を締めくくる“家族マッチ”で栄冠を手にするのは誰か。