FW前田大然、“攻撃的3バック”では左ウイングバック起用へ「僕自身も楽しみ」
日本代表FW前田大然(セルティック)が“攻撃的3バック”のキーマンに名乗り出た。3バックの布陣練習では本職ではない左ウイングバックを担当しているといい、「攻撃の選手なので前に出ていくこともできるし、守備でも大丈夫だと思っている。初めてやるポジションだけど楽しくやれている」と前向きにトライ中。6日に控える北中米W杯アジア2次予選ミャンマー戦(6日・ヤンゴン)でも起用の可能性がありそうだ。 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる 森保一監督は5日のミャンマー戦前日会見で、攻撃的な3バックのオプション布陣を採用する意向を示唆。すでに日本は最終予選進出を決めている中、9月の開幕を前に必勝体制を整えていく構えだ。会見では「カタールW杯ドイツ戦の後半を想像してもらえれば」というイメージも明かした。 そこで鍵になるのはウイングバックの起用法だ。W杯では左にMF三笘薫、右にMF伊東純也といったウインガータイプの選手を起用し、攻撃に推進力を加えたが、今回の活動ではいずれも不在。合宿初日の3日に公開された戦術練習では左に前田、右にMF相馬勇紀が入っており、オプション起用の可能性が出てきている。 前田はアジア杯準々決勝イラン戦でも左ウイング起用ながら、時には最終ライン付近まで戻って攻守に奮闘。無尽蔵な上下動を見せた実績がある。 「これからもっともっと強い相手が出てくるので、3バックにチャレンジしているところ。実戦でそんなにやったことないのでどうなっていくか楽しみ」。そう最終予選を見据えた前田は自身の新境地に「前にどんどん出られると思うし、出たぶん戻らないといけないけど、僕はできると思うので僕自身も楽しみ」と前向きに意気込んだ。