能登半島地震の揺れを再現 大分大学の地震動シミュレーター「自分事として対策にいかして」
大分放送
大分大学では過去に起きた地震の観測データを基に、揺れ方を再現する地震動シミュレーターを導入しています。今年1月に起きた能登半島地震のデータを新たに加えていて、当時の揺れを体験することができます。 【写真を見る】能登半島地震の揺れを再現 大分大学の地震動シミュレーター「自分事として対策にいかして」 大分大学は防災対策につなげようと、九州で唯一となる地震動シミュレーターを導入しています。この装置は地震の動きに連動した室内の映像を見ながら東日本大震災や熊本地震など激震から長周期による高層階の揺れまで再現することができます。今年1月に起きた能登半島地震の観測データを新たに加え、揺れ方を忠実に再現しました。 (加賀其記者)「珠洲市の地震を体験しています。かなり揺れてきました。かなり体が揺さぶられます」 (大分大学減災・復興デザイン教育研究センター岩佐佳哉助教)「ついこの間起きた能登半島地震を実際に体験することで他の地域で起きた地震を自分事として捉えて対策にいかして欲しいという思いを込めて運用しています」 大分大学では今後も自治体と連携して体験会を進めていき防災教育や避難訓練などに活かしていきたいとしています。
大分放送