まさかの非情宣告…たった3年で戦力外となったドラ1戦士(5)1軍デビューも叶わず
プロ野球の世界で長く活躍できるのは、ほんの一握りの選手だけである。たとえ将来有望とされるドラフト1位指名の選手でも、活躍が難しいと判断されてしまえば、若くして戦力外通告を受けることもある。今回は、わずか3年間で戦力外通告を言い渡されたドラ1選手を取り上げる。
柳田将利
出身:大阪府 投打:左投左打 身長/体重:175cm/98kg 生年月日:1987年9月2日 ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目 二刀流としてのプレーも期待されていた柳田将利。しかし、投手・野手ともに1軍出場は果たせなかった。 青森山田高校では甲子園に計3回出場すると、最速146km/hの速球に加え、高校通算38本塁打を記録。大きな注目を集める存在となり、高校生ドラフト1 巡目で千葉ロッテマリーンズに入団する。 投手としてプロ入りした柳田だったが、目立った成績は残せず、苦しいシーズンが続いた。 プロ3年目の2008年には、野手転向が発表。しかし、故障の影響もあって二軍で1試合の出場にとどまり、同年オフに戦力外通告を受けた。 その後はNOMOベースボールクラブでプレー。2012年に12球団合同トライアウトに参加するも、獲得球団は現れず。NPB復帰は叶わなかった。
ベースボールチャンネル編集部