K-popダンスインストラクターが「脚線美」を際立たせコンテストで活躍 準備期間はわずか1カ月 スキマ時間でボディメイク
9月7日(土)、 高崎市文化会館にて元俳優・タレントの金子賢さんが創設をしたフィットネスコンテスト『SUMMER STYLE AWARD 群馬予選』が開催され、王亞馥(おう・あふく / 32)さんがビューティーフィットネス部門トールクラスで2位を掴んだ。丸みのあるアウトラインと女性らしいしなやかなポージングが求められるこの部門。161cm以上の選手で競われるトールクラスで入賞を果たした王さんの身体作りに迫った。 【写真】王亞馥さんの長く伸びた脚線美
本格的なトレーニングに取り組み始めたのは3年前になります。Kpopを教えるダンスインストラクターとして教える立場でありながら、自分自身も踊ることが多い職業。一見、ダンスと筋肉はあまり関係のないように感じますが、筋力があると動きにメリハリが生まれるだけでなく、腰痛予防にもなるためトレーニングを始めました。そんなとき、同じジムに通ってる方がボディコンテストに出場をしていて。素直にかっこいいと思ったのと同時に、せっかく自分もトレーニングをしているし、チャレンジしようと思い大会出場を決めました」 そうしてコンテスト挑戦を決めた王さん。最初は他団体のステージに出ていただが、『SUMMER STYLE AWARD(以下、サマスタ)』は今大会が初出場であった。 「これまでの団体とはポージングも異なるため、ポージング練習には力を入れました。実は、今大会への出場を決めてから当日までの準備期間は1カ月程度しかなくて。だからこそ、自分の筋肉をきれいに見せるために工夫を凝らしたのです。また、サマスタは全身のアウトラインが求められるため、肩周りの強化は短期間でも可能な限り作り込みましたね。ダンベルやマシン系の種目で肩の丸みを出す意識を持ちました」 限られた時間の中、どのようにトレーニングやポージング練習の時間を捻出してきたのか伺った。 「職場はダンススタジオなので、鏡張りの環境はありがたいことに整っていました。ポージング練習は仕事の隙間時間や、早めに出勤をして取り組んでいましたね。トレーニングは仕事終わりなどの時間を見つけて行ってきました」 「自分が歳をとった時に大会の写真を見て、いい思い出として振り返りたい」と笑顔で語る王さん。そんな王さんが感じる筋トレの魅力とは。 「同じ目標を持つ人と出会えることに喜びを感じます。大会会場に行くと美人な方も多くて。私もこうなりたいとモチベーションにも繋がるのですよ。また、体力と筋肉が付くことで、姿勢が改善し疲れにくい身体になったと実感しています。身体の魅力を見せられるスタイルになったことは一人の女性としてとても嬉しく思います!」 これからもダンスを通してトレーニングの重要性や魅力を多くの人々に伝えていってほしい。
【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
文:池田光咲 撮影:夏目英明