【台湾】デクセリアルズ、台湾子会社を共同経営化
機能性材料を手がけるデクセリアルズ(栃木県下野市)は25日、台湾の完全子会社であるデクセリアルズ台湾の株51%を、半導体・電子部品の販売を手がけるレスター(東京都港区)に譲渡し、同社との共同出資に改めると発表した。デクセリアルズは、台湾では新たに完全子会社を設立し、デクセリアルズ台湾の一部事業を移管する。 譲渡価額は1億2,699万台湾元(約5億7,600万円)。デクセリアルズ台湾の営業・マーケティング機能にかかる事業は新たな完全子会社に継承させる。共同出資会社は光学材料部品や電子材料部品の販売を手がける。 デクセリアルズの担当者によると、新たな完全子会社に関する内容は非公開。 デクセリアルズは子会社の異動について、「アジア地域における当社の販売オペレーションを、国内外の半導体・電子部品の商社として豊富な実績のあるレスターとの協業体制により効率的に運営することが最適であると判断した」と説明した。