実は粒納豆よりも優秀?食べなきゃ損!「ひきわり納豆」の魅力と簡単アレンジレシピを管理栄養士が解説
おいしくて栄養豊富な納豆も、毎日同じ食べ方だとマンネリ化しがちですよね。そんなときに試してほしいのが、粒が小さく料理に馴染みやすい「ひきわり納豆」です。ひきわり納豆を上手に献立に取り入れれば、粒納豆とは違う新しい楽しみ方が広がります。今回は、ひきわり納豆の魅力と簡単アレンジレシピを紹介します。 〈写真〉実は粒納豆よりも優秀?食べなきゃ損!「ひきわり納豆」の魅力と簡単アレンジレシピ ■ひきわり納豆の魅力とは? 納豆といえば粒納豆が一般的ですが、ひきわり納豆にも独自の魅力があります。その大きな違いは粒の形状。粒納豆は、大豆をそのまま発酵させているため、粒が大きく、しっかりとした食感が特徴です。 一方で、ひきわり納豆は、大豆を砕いて皮を取り除いた状態で発酵させています。粒が小さく、柔らかい舌触りが特徴で、食べやすさとアレンジのしやすさが魅力です。ここから、ひきわり納豆の魅力を1つずつ紹介します。 ■■1. クセが少なく食べやすい 粒が小さくなめらかな舌触りのひきわり納豆。風味のクセが少なく、納豆特有の匂いや粘りも和らぎます。 ■■2. 消化吸収が良い ひきわり納豆は、大豆の皮が取り除かれているため、消化しやすいことがメリットのひとつ。胃腸に負担をかけにくく、小さな子どもや高齢者にも取り入れやすい食品です。 ■■3. 時短&アレンジしやすい 粒納豆と異なり、刻む手間を省けるため、調理の時短になるというのも、ひきわり納豆の嬉しいポイント。また粒が小さいため、他の食材との一体感が出やすいのもメリットのひとつです。和洋中問わず、多様な料理にアレンジしやすくなります。例えば、スープやディップ、パスタソースに混ぜると、より滑らかな食感を楽しめます。 ■ひきわり納豆で飽き知らず!簡単アレンジレシピ 「ひきわり納豆を試してみたいけど、どう使えばいいかわからない」「粒納豆ばかりで飽きてきた」そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか? 実は、ひきわり納豆ならではの滑らかさとクセの少なさを活かすことで、料理の幅がぐっと広がります。ここからは、手軽でおいしいひきわり納豆のアレンジレシピを紹介します! ■■ひきわり納豆とアボカドのディップ トーストやクラッカーに乗せるだけで朝食や軽食にぴったり。アボカドの良質な脂質と納豆のたんぱく質を効率的に摂れるのが嬉しい一品です。 【材料】 ひきわり納豆:1パック アボカド:1個 クリームチーズ:15g 醤油:小さじ1と1/2 レモン汁:小さじ1 【作り方】 1. アボカドを潰して、ひきわり納豆、クリームチーズと混ぜ合わせる。 2. 醤油とレモン汁で味を調えたら完成。 ■■ひきわり納豆の和風パスタ パスタを茹でて混ぜるだけなので、忙しい日でもすぐに作れる時短メニューです。ひきわり納豆は、麺類との相性もバッチリ!パスタをうどんに変えてもおいしくいただけます。 【材料】 パスタ:1人分 ひきわり納豆:1パック 醤油:大さじ1 バター:10g トッピング(刻み海苔、ネギ):適量 【作り方】 1. パスタを茹でる。 2. ボウルにひきわり納豆、醤油、バターを混ぜ合わせる。 3. 茹で上がったパスタをボウルに入れて混ぜ合わせ、さらに盛り付ける。刻み海苔やネギをトッピングして完成。 ■まとめ ひきわり納豆は、一般的な粒納豆と比べて、食べやすさ、消化吸収の良さ、調理のしやすさなど、たくさんのメリットを持つ食材です。今回紹介したレシピを参考に、納豆の食べ方のバリエーションを広げてみませんか?手軽で栄養満点なひきわり納豆を、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。 【参考文献】 ・タカノフーズ,お客様相談室 納豆に関するよくある質問
藤倉詩織