リボ払いが「やばい」といわれる4つの理由とは?「上手に利用するコツが知りたいです…」
ショッピング代金をクレジットカードで支払う際に、「リボ払い」を選ぶことができます。 【返済シミュレーション表】え…毎月の返済を少なくしたら手数料がこんなに増えるの? 複数回に分けて支払えるので、高額な買い物をしたときなど一括払いが難しいときに便利です。 しかし、リボ払いは「やばい」といわれていることがあり、本当のところはどうなのか気になっている方もいるでしょう。 リボ払いがやばいといわれている理由を確認するとともに、利用する際の注意点について解説していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
リボ払いが「やばい」といわれる4つの理由
リボ払いがやばいといわれている理由について、次の4つが考えられます。 ・手数料が高めに設定されている ・何度も利用できるので支払総額を把握しづらい ・支払完了までの期間がわかりづらい ・毎月の支払額が少額だと支払完了まで時間がかかる それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。 ●手数料が高めに設定されている リボ払いにかかる手数料率はカード会社によって異なりますが、一般的に年15%程度に設定されていることが多いです。 年15%というと、どのくらいの手数料がかかるのでしょうか。 リボ払い手数料は「利用代金×リボ払い手数料率×利用日数/365日」で計算します。たとえば、20万円の利用代金をリボ払いで毎月5000円ずつ支払った場合、5万円程度のリボ払い手数料がかかります。 一括払いであれば20万円で済むところ、リボ払いにすると約25万円を支払わなければならないのです。 ●何度も利用できるので支払総額を把握しづらい リボ払いは、前回利用したリボ払いの支払いが完了していなくても、限度額以内であれば何度でも利用できます。 一見すると便利なサービスですが、利用金額の合計をきちんと把握していないと、支払総額がいつのまにか高額になってしまう可能性があります。 しかも、支払金額は毎月一定なので、高額な支払額であることに気づきにくい傾向があるのです。 ●支払完了までの期間がわかりづらい リボ払いは毎月の支払金額を決める支払方法なので、支払回数は支払金額をいくらに設定するかにより異なります。 つまり、10万円の買い物をした場合、毎月3000円ずつ支払う場合と5000円ずつ支払う場合とでは、支払回数や完了時期が変わるということです。 あらかじめ支払回数や完了時期が決まっているわけではないうえ、追加でのリボ払いの利用も可能なので、支払い完了時期がわかりづらいという注意点があります。 ●毎月の支払額が少額だと支払完了まで時間がかかる リボ払いは毎月の支払金額を無理のない金額に設定できますが、少額に設定し過ぎると支払い完了までの期間が長引きます。その分、支払うリボ払い手数料も増えるため、結果として支払総額が増えてしまう点に注意が必要です。 毎月の支払金額を5000円と1万円にした場合の、それぞれの支払回数と支払総額は以下の通りです。 支払金額を倍にすれば、支払回数やリボ払い手数料を半分にできます。 このような理由から、リボ払いは「やばい」といわれるのですが、一括払いが難しい高額な買い物をする場合など、リボ払いを利用したいシーンもあるでしょう。 次章では、リボ払いを上手に利用する方法をご紹介していきます。