障害のある子の将来の就職 保護者向けに合同相談会「18歳どう迎える?」相模原市
障害のある子どもの将来の進路に悩む保護者のために、事業者が合同で行う就職相談会が相模原市で開かれました。 相模原市の支援団体「キッズファイン」が開いた就職相談会には、障害のある子の保護者31人が参加しました。 おしゃれなカフェのB型作業所や無料で利用できる就労移行支援の施設など、市内6つの事業者が活動を紹介。 900人以上の障害者が働く人材会社グループからは、完全テレワークで事務業務をしている脳性まひの社員がやりがいを語りました。 脳性まひで車いすで生活するスタッフサービス・クラウドワーク釜井剛さん(24) 「完全テレワークで働ける会社は少ないので、自分の働き方に合っているこの会社で長く働き続けたい」 こちらの母親は重度知的障害のある娘がまだ11歳ですが、「18歳以降の進路が全く見えない」と感じて参加。 一般の就職活動には多い「合同企業説明会」が障害者の場合はほとんどなく、情報集めに苦労しています。 母親 「自分では探すが、でも情報が届かないところがいっぱいあって、もうあちこちいろんなイベントがあればこっちから行かないと情報が入らないので、こういう会があると本当にありがたい」