米軍、チャドからも一部撤退へ
【ワシントンAFP時事】米国防総省は25日、アフリカ北部チャドに駐留する米軍の一部を撤退すると明らかにした。 隣国ニジェールからの撤退も数日前に発表していた。 米軍は現在、西アフリカのイスラム過激派対策の一環で約100人をチャドに駐留させている。米紙ニューヨーク・タイムズは、特殊部隊の75人が週末にも撤退を開始すると報じた。国防総省のライダー報道官は撤退について「安全保障協力の見直しの一部としての一時的な措置で、5月6日のチャド大統領選の後に(協議を)再開する」と強調した。